感謝
今回のブログを担当させていただきます3年の松尾拓郎です。
日頃より桐蔭学園サッカー部をご支援、ご声援いただきありがとうございます。
私たち3年生は、12月1日のプリンスリーグ関東一部の最終節をもちまして、引退いたしました。そこで、高校3年間のサッカー生活を振り返りたいと思います。
最後の選手権、私たちは日大藤沢高校に負けてしまいました。これで俺の高校サッカーが終わってしまったのかと思うと、恐ろしい程の虚無感に陥り、ホイッスルが鳴った後、顔を上げる事ができませんでした。そして、最後にスタンドへ挨拶する時に両親と目が合ったその瞬間、涙が止まりませんでした。今までずっとそばで支えてくれた家族を全国に連れて行けない悔しさと情けない感情が込み上げてきたからです。結局、三年間で一度も全国出場する事はできませんでした。しかし、そんな目に見える結果を出す事はできなかったが、私には、三年間の高校サッカーを通して胸張って言える事が一つあります。それは、「感謝の心」を常に持ちながらサッカーをしていた事です。高校に上がって、今までにない苦しくて辛い経験をした時に、両親や監督、コーチ陣、チームメイトなどが助けてくれた事によって、感謝の気持ちが高まったと思います。だから、私はどんな時でも、その人たちへの感謝を決して忘れずにサッカーができたと思っています。みなさんも、サッカーが苦しくて辛い時に、周りの誰かにベクトルを向けて、他責にしてしまう事があるかと思います。その時に、誰のおかげで自分はサッカーができているのか考えて欲しいと思います。サッカーをする要因を誰かの為に、とかはしなくてもいいですが、「感謝の心」だけは忘れないでプレーして欲しいなと思います。
最後に、これを読んでいる桐蔭学園サッカー部の後輩、そして春から入部予定のみなさん。高校サッカーは本当に特別なもので、あっという間に終わります。だからこそ、過程や準備も大事ですが、より「結果」にこだわって欲しいと思います。そして、この先の人生、一生の思い出になるインターハイや選手権で両親や監督、コーチ陣を全国に連れて行ってあげてください。応援しています!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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